最貧国にワクチンを提供する債券


最貧国にワクチンを提供する債券を3月に募集開始 大和証券J-CASTニュース
企業の社会的責任”で注目…大和証券が国内初ワクチン債(FujiSankei Business i)
開発途上国において命を救うワクチンの入手を促進する 「ワクチン債」大和証券:PDFファイル)
予防接種のための国際金融ファシリティ(IFFIm):2010年3月18日満期南アフリカ・ランド建債券(ワクチン債)大和証券:PDFファイル)

大和証券グループ本社は、世界70の最貧国にワクチンを提供する「予防接種のための国際金融ファシリティ」(IFFIm)が発行する「南アフリカ・ランド建て債券」(ワクチン債)を、2008 年3月10日から売り出す。調達した資金はGAVIアライアンスを通じ、開発途上国の子供たちへの予防接種や医療支援に利用する。
売り出しは、発行額が約210億円(14億南ア・ランド)。1口約14万〜15万円(1万南ア・ランド)から購入できる。期間は2年で、償還日は2010年3月18日。毎年3月と9月を利払い日とする。利率は年9.30%±0.50%(仮条件)。イギリスやフランス、イタリアなど7か国の政府が20年間にわたり拠出を約束している寄付金を、債券の償還に充てる。募集期間は3月17日まで。(以下略):J-CASTニュースより

 世界銀行の財務統括責任者は「資本市場を活用した、途上国の発展支援として予防接種を行っていきたい」と話しているが(FujiSankei Business i)、社会的責任投資(SRI)という言葉も流行っている昨今、確かに民間資金の利用を国際協力の舞台で生かす方法を模索することも大切だが、どこかしら違和感があるのはどうしてなんだろうか?もう少し、SRIはもちろん、企業の社会的責任(CSR)やこうした民間資金による国際協力のあり方に対して勉強しなければいけない。

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