サミットが近づいたからPKOの派遣先を増やそう?

PKO派遣先 政府、拡大模索 サミットでアピール狙う東京新聞

 サミットに向けて、いわゆる「我が国が平和に向けてできること」というのがとにかくリストアップされているわけだが、世界28ヵ国で119ヵ国9万人が参加するPKOの派遣先を増やそうというものもあるようだ。

 このため、首相官邸や外務省は「国連経費の負担では米国に次いで二位、経済力でも世界二位でこの実績はいかがなものか」(高村正彦外相)と国際社会での地位低下を懸念し、新たな派遣を模索し始めた。
 具体的には、スーダン南部に展開している国連スーダン派遣団(UNMIS)や、イスラエルアラブ諸国の国境地帯で停戦ラインの監視活動を続けている国連休戦監視機関(UNTSO)、東ティモールの国家建設支援に当たっている国連東ティモール統合支援団(UNMIT)などが候補に挙がっている。

 国連経費の負担が2位であることや経済力が2位であることが理由とは不思議なことを言う閣僚であると思うのは私だけではないはず?!