新たな緑の革命?

ウガンダ:“アフリカ緑の革命”の実態あらわに(JANJAN

ウガンダでは以前、政府が新種の種の生産および農家への配給の監督/助成を行っていた。しかし、米国政府と米国慈善団体の働きかけによる1990年代の構造改革により、このシステムは一変してしまった。動きは、バイオテクノロジーおよび化学製品製造業界により“新たな緑の革命”の名の下に推し進められている。

 そういえば日本はネリカ米(New Rice for Africa)なる新種米の普及に向けてODAによる支援をアフリカに対して行っているが、上記記事にあるウガンダである種の「善意」のもとで行われる働きかけによって行われる市場化に対し、世界銀行などが構造改革の名の下で進めた民営化による弊害がまたあらわになった格好だ。これが目的で…ではないと願いたいが、80年代の国際援助行政においては大きな問題点がやはり強くある。