クラスター爆弾廃絶に向けた政府間会合スタート！

クラスター爆弾：規制条約の政府会合始まる　国連欧州本部（毎日新聞）

クラスター爆弾規制に関する国際条約「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)」の政府専門家会合が始まった。「同爆弾を巡っては、ＣＣＷでの条約作りが進まないことに業を煮やしたノルウェーなどが非政府組織（ＮＧＯ）と連携して、有志国による禁止条約を今年中に作ろうという「オスロ・プロセス」を進めている」（記事より）

オスロ・プロセスは、対人地雷全面禁止条約の策定過程でもあるオタワ・プロセスにならい、ノルウェーなどの中堅国有志が中心となりNGOと協力して、クラスター爆弾規制のための上記条約策定に向けた取り組みを指す。今年２月のウェリントン会議、５月のダブリン会議での最終合意を目指している。

NGOの条約策定過程への参加はまさに地雷以降、珍しくなくなってきた。NGOが国際社会における政治の重要なアクターとして活躍する課程を改めて応援したい。

参考：クラスター爆弾全面禁止キャンペーン／地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)

オタワプロセス―対人地雷禁止レジームの形成