川口外相の演説、ダルフール難民への更なる支援を示唆

川口外相(前外相?)がアフリカ諸国外相との昼食会で行った挨拶が外務省HPにアップされています。これまでの日本のアフリカへの援助を強調し、今後のさらなる協力について述べる中で、ダルフール難民に対する更なる支援について言及しています。

「今般、ダルフール地域の人道状況の悪化を受け、新たに1500万ドルを拠出し、合計2100万ドルの貢献を行うことを決定しました。更に、チャドにおけるスーダン難民に対する支援物資の供与を行う予定です。さらに、本年の選挙で国連安保理非常任理事国に選出されれば、この分野において一層の役割を果たしていく所存です」。

今月半ばの安保理決議以降、徐々にスーダンへの関心が国際社会に於いて高まる中で、今後、どのようにアフリカと向き合っていくか?よく見なければいけませんね。ちなみに今年11月には貿易と投資に関する会議、「TICADアジア・アフリカ投資会議」が東京で開かれる予定です。

…それにしてもいいことばかり言ってますね。ODAで行った食料増産援助(2KR)の問題やネリカ米の押しつけとかはどう外務省は考えているのでしょうか。そのあたりも聞きたいですね。