アンジェリーナ・ジョリーが向かい合ったスーダン
今週半ば、雑誌『エスクワイア』の読者投票で「最もセクシーな女性」として選ばれた(記事はこちら)、映画「トゥームレイダー」などで知られる女優のアンジェリーナ・ジョリー。彼女がスーダンのダルフール地域を訪れたそうです。彼女は「信じられないほどひどい」とその状況を見てコメントしました。
- 作者: アンジェリーナ・ジョリー,中西絵津子
- 出版社/メーカー: 産業編集センター出版部
- 発売日: 2003/12/11
- メディア: 単行本
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カンボジアから養子を迎えたり、今度はロシア人の孤児院の子どもを迎え入れることになった彼女は、環境運動を行ったりしていますが(今年7月にはカンボジアの水力発電所計画を中止させたりしている)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使をつとめています。その活動の一環として今回ダルフールに行っているそうですが、その様子を見て「こうした状況は見たことが泣く、これで終わるようには思えない」と話し、国際社会のよりいっそうの支援を呼びかけたそうです。
そのスーダン担当であるブロンク国連事務総長特使は、現在進められている政府と反政府勢力との間の交渉において、各勢力が金融に政治的解決を図るとの意識が欠如していると言うことを指摘しています。
イラクの問題にしてもそうですが、政府やそれに対抗する勢力の偉いさんが、強く自己主張を続ける中で、おおくの一般市民が血を流し、命を失っているという現実を如何に把握し、それと僕たちが向き合うか?ということが今は、何よりも大切なのではないでしょうか。