世界のニュース〜ハリケーン・貿易/環境・マスコミ
今日の気になった"世界のニュース"3本。
カトリーナの脅威
メキシコ湾岸からアメリカ大陸を伺うハリケーン"カトリーナ"で、周辺地域の原油生産施設が次々と操業停止に追いやられているという(画像)。フロリダ州に上陸後、メキシコ湾に抜け、再びルイジアナ周辺に再上陸するとのことで、49万人の市民に退避勧告を出しているという(日刊スポーツ)。これまでに7人が亡くなり、5人が行方不明との報道もある。地震に脅かされるアジア。ハリケーンに脅かされるアメリカ。熱波の欧州。爆弾に怯えるイラクの人々。
アメリカの車がメキシコで環境破壊
アメリカの中古車がメキシコに密輸車として200〜300万台も流れ込み、使われている。国内車の税金の高さから、見つかれば没収の危険を冒してもこうした車を使っているという。それを後押しするのが、アメリカの自動車メーカーが新社の割安セールを実施するために年数のたっていない中古車が増え、市場でだぶつき、さらに価格も下がっていることだ。そのためメキシコへと車が流れる。またNAFTA(北米自由貿易協定)によって2009年までに米国・カナダ製中古車への市場開放が義務づけられており、先日、10〜15年を経過した中古車の輸入をメキシコ政府は解禁した。それにより、メキシコの排ガス規制基準を満たさない中古車が入ってくることにもなるという。安くメキシコの人たちが車を手に入れられることはいいことかもしれない。しかし、国内の自動車業者への圧迫、そこで働く労働者の人たちへの影響、そしてもちろん環境破壊は簡単には解決できそうもない。(日刊ベリタ@ライブドアニュース)
小泉政権/自民党とアメリカの関係
マスコミ報道のおかしさはさすがに多くの人が気付いてきた頃だろう。余りに小泉/自民党寄り、郵政民営化寄りなのはなぜか?というのは、誰でも思っていることに違いない。一体どうしたものか。ちょっと困った状況だと思うけれど、改めて市民レベルで、こうしたブログやウェブサイト、フリーペーパーに、公開討論会などなどを通して選挙に相対するしかない。それはとても時間を費やすし、時に…いやほとんど徒労に終わるかもしれないけれど、しかしそうしないと流れ流されるだけだというのは分かる。最近、よく見るのがフジテレビの『めざましテレビ』でもお馴染みの(最近も出ているのかどうかは知らないけれど)政治評論家・森田実氏のウェブサイト。ここに書いているのがすべてとは思わないけれど、こうした情報もきちんと捉えておく方がいい(でも亀井擁護はちょっと過ぎる気もする)。ちなみに掲示板『★阿修羅♪』も批判的に要チェック。