2つの動画「世界がもし100人の村だったら」

9.11以降、世界に広まった話のひとつに『世界がもし100人の村だったら』があります。ネットロアとして広がったことの話を聞いたことがないという人も少ないでしょう。国際協力の活動の中で開発教育活動というものがありますが、そのなかでもワークショップの1つとして取り上げられています*1。またテレビ番組ではフジテレビの土曜プレミアムで同タイトルの番組がこれまでに4度放送されており、いずれも高視聴率をとっています*2。もちろん書籍としてもベストセラーとなっており、最近『世界がもし100人の村だったら 4 子ども編』が発売されています。

世界がもし100人の村だったら 4 子ども編

世界がもし100人の村だったら 4 子ども編

先日、ネットサーフィンをしていたら、ウェブ上で動画で紹介するものを見つけました。ひとつは英語版の動画で、「The Miniature Earth」というサイトです。視覚的にも分かりやすい映像で紹介されています。ワンシーンを下に。

また日本語でも動画的にはすこし物足りないですが、それでも本を読むのとはまた違ったイメージをすることができます。こちらはNPO法人オアシスというところが作成したもののようで、こちらにあります(この団体のトップページにわざわざ「内閣府認証」と銘打っているところが頂けないですが、だって、別にどうだっていいじゃないか!と思うわけです)、それでもこうしたものを作っているところは、他の団体も見習いたいものです。

初めて、この話に触れる人、また国際協力や世界の平和の問題に取り組む先生方の授業の導入部分に使ってみるのもいいかもしれませんね。ちなみに画像はどちらも同じ部分を表してます。

*1:詳細は、(特活)開発教育協会が制作・発行した『ワークショップ版 世界がもし100人の村だったら』をご覧下さい。この教材は国際人権教材アワードを受賞しています

*2:こちらに3回目までの視聴率が掲載されています