100人村+貿易ゲーム=?


秋晴れの土曜日、飯塚青年会議所(JC)に呼んで頂いてワークショップ(WS)を行いました。団体事務局スタッフと飯塚JCの繋がりもあって実現したこの企画。しっかり3時間、国際協力やNGOの紹介とあわせて、また飯塚在住留学生&在住者を交えての国際交流企画でもありました。

僕の担当はWSで「世界がもし100人村だったら」をすること。参加者も70人近くあり、名前負けすることもなくなかなかの見応えとやり応えのあるWSでした。もともとネットロアが元の話をWSにしたこの参加型の開発教育は、大ざっぱに100人に世界を還元することでわかりやすさを得た反面、すこしばかり数字に踊らされ、個人的には今ひとつなWSなのですが、さすがの知名度もあり、また参加人数も十分でなかなかの反応がありました。

一方で、WSの「楽しさ」を伝えるには今ひとつな部分があり、WSの中で貧富の差を感じるゲームを僕のファシリテートをファシリテートしてくれた方のアドバイスを得て、同じく参加型の開発教育の中で非常にゲーム性の高い「貿易ゲーム」(ただし、旧式スタンダードバージョン)を組み込んで行いました。日本語が十分でない留学生等にとっては、やはりこのゲーム性の強いWSは一緒に楽しみながら学べるようで、思っていた以上の盛り上がりがあり、終了後の懇親会でも非常によい反応を聞かせて頂きました。

とはいえ、やはり個人的に「今ひとつ」なWSと言ってしまうものをやるのは、相手側の要望とは言えなかなか無謀で、反省すること仕切り。主催者からは非常に良かったと言ってもらったものの、まだまだだなあとちょっとばかり落ち込んでしまいました。ちなみに、これまた僕のファシリテーションのファシリテートをしてくれた方のアドバイスで行った彼女オリジナルのアイスブレーキング「海外旅行に行こうよ」は非常に好評で、僕も思ったよりも楽しく(笑)タンバリンをうち鳴らし、行うことができました。

今回の場を作ってくださった飯塚JCの皆さんに感謝するとともに、今後ともいろいろと協働していけるといいな、と思います。感謝、多謝。