独RWE、英テムズ・ウォーターの水道事業売却へ
ずっと紹介し忘れていた、ライフワーク的な水の自由化・民営化のニュースを。
独RWE、英の水道事業売却へ
独エネルギー大手のRWEは英国の水道事業を年内に売却すると発表した。投資会社などで構成するコンソーシアムと合意した。売却額は48億ポンド(約1兆800億円)。RWEは水道事業から撤退し、欧州大陸での電力とガスの供給事業に経営資源を集中する。
売却するのはロンドンを中心に上下水道事業を管理するテムズ・ウオーター。RWEは2000年に同社を買収。電力、ガスに次ぐ柱として水道事業に本格参入した。05年の売上高は約19億ユーロ(約2800億円)。
(中略)RWEは昨年11月、英米の水道事業から撤退すると表明していた。米国での水道事業の売却先は決まっていない。
水道事業を行う多国籍企業ベスト3のひとつRWEがテムズを売却する。
ここのところ少し落ち着いた感のある水道事業の民営化ですが、見えないところでいろいろと動きがありそうです。
世界の“水”が支配される!―グローバル水企業(ウオーター・バロン)の恐るべき実態
- 作者: 国際調査ジャーナリスト協会(ICIJ),佐久間智子
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 2004/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (4件) を見る