NGOスタッフの地雷犠牲者

先日の日記でイラクに未だ25000発の地雷が遺されているというブログについて書きましたが、紛争が続くスーダンダルフール地方もまた、地雷による被害者が相次いでいます。

ダルフール地方のウムンバル(Ummbaru)近郊で、国際NGOセーブ・ザ・チルドレン」のプログラムマネージャーである英国人職員と現地エンジニア・スタッフが地雷によって亡くなりました。車で走行中に地雷を踏んだようです。今年の6月以降、ダルフールには徐々に各国のNGO関係者がスーダンでの援助に入ることができるようになりました。またNGOを含め、現在700人ほどの海外援助関係者がダルフールに入っています。そのなかで、欧米の援助関係者では初めての犠牲者です。

NGO関係者だからこそ報道記事として上がっていますが、多くの現地の人々が同じように地雷などによって命を奪われている現実を常に意識しておきたいものです。