話を聞くこと


2週間ぶりに日田市へ行きました。台風一過。晴天に恵まれた福岡。大分ももちろん晴天。1時間半弱のドライブもなかなか爽快であっという間に到着。僕の働くネットワークNGOが日田市と共同して取り組んでいる人権・同和問題に関するファシリテーター養成講座の2回目。今回は、前回に引き続いて、人権問題について考えるためのワークショップを体験することを中心に行われました(上の写真はその模様です)。

日田の皆さんはいつも、どの講座でも非常にフランクに講座に参加してくださるので、非常に内容が濃くまた活発になります。講師・ファシリテーターを務めてくれているAさんも非常にやりやすそうで、次から次に(しかしもちろん丁寧に)ワークショップを重ね、またその意図するところを説明してくれます。

今日は、主に「差異」に焦点を当てたもので、主に身体を動かすゲーム性を持つワークショップを大きく2つ行いました。人数の兼ね合いから、途中僕自身も加わっていたのですが、「場合によってはグループファシリテーターをしないといけないかな」という思いも実行に移す必要もなく、受講生の皆さんの自主性に任せて、いち受講生のごとく、ワークショップを気持ちよく受講しました(汗)。

ワークショップは「お互いの話を聞く」ということが何よりも重要だと改めて実感します。擬似的であれ、普段とは異なるとはいえ、この中だけでもそうした姿勢を貫くこと、そしてそれを積み重ねることが、人権問題や国際協力に限らず、ひろく人と付き合い、またそのなかで生きていくことなのだと実感します。来月の3回目が今から楽しみです。