北海道洞爺湖サミットにむけたNGOの動き

08北海道洞爺湖サミット:NGOも道内集結へ G8首脳に政策提言/北海道毎日新聞

今年7月に行われる北海道洞爺湖サミットに向けたNGOの動きについての記事。103の日本のNGOが参加するG8サミットNGOフォーラムを中心に、北海道の受入母体となる在道NGOを中心として40団体で設立されたG8サミット市民フォーラム北海道による並行フォーラム「オルタナティブ・サミット」について紹介している。

記事の中で「日本は欧米に比べ行政機関と市民団体の関係が未成熟ともいわれ、政府や道にとっては今回のサミットがNGOとの関係構築の試金石となる」と記者は紹介しているが、ここでいう「関係構築」というのは具体的にどういう意味を指すのだろうか?いわゆる、連携=パートナーシップを意味したものなのか、それとも「対立的信頼関係」とでもいうべき姿をイメージしているのか?この記事だけでは判別しがたいのだが。

記事の最後に、サミット期間中(前後)に開催が予定されている並行イベントが掲載されているので転載。

■NGOなどが道内で予定する主な催し■

オルタナティブ・サミット>(7月6〜8日)
G8サミットNGOフォーラムとG8サミット市民フォーラム北海道の共催。「環境」「貧困・開発」「人権・平和」の3分野を中心に、期間中はシンポジウムなどを開催。

先住民族サミット>(6月28〜7月4日)
先住民族サミット・アイヌモシリ2008主催。米国、中米、アジアなどから先住民族20人程度を招待。「環境」「権利回復」「教育・女性」をテーマに宣言をまとめ提言。

<G8諸宗教サミット>(7月1〜4日)
世界宗教者平和会議(WCRP)主催。キリスト教イスラム教、仏教など約20カ国100人超の宗教代表者が参加。環境、貧困、核不拡散などについて具体的行動を提言。

<G8大学サミット>(6月29〜7月1日)
北大がホストを務め、国内外30超の大学学長が「持続可能性」を鍵に環境保全と経済発展の両立に向けた声明をまとめる。市民向けシンポジウムなども開催。

※主会場は大学サミットが札幌市内のホテル、ほかは同市白石区札幌コンベンションセンターの予定。

G8―G8ってナンですか?

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